赤ちゃんにどうやって食べさせてますか?
おとちゃんの作業療法士的な豆知識
職業柄、嚥下障害を見ることがあります。
人間が食べるためのメカニズムの紹介をしていきます。
食べて飲むことを摂食・嚥下といいます。
摂食と嚥下
「摂食」とは、飲食物を体内に取り込む一連の行為、あるいは行動をさす。
「嚥下」とは飲食物を口腔内で食塊として形成、その食塊ならびに口咽腔の分泌物を咽頭と食道を通じて胃まで送る過程をさす。
摂食・嚥下は
①認知期
食べ物を認識する動作
②準備期
口に食べ物を入れて噛む動作
③口腔期
食べ物を舌で喉の奥へ送り込む動作
④咽頭期
喉の奥から食道へ食べ物を飲み込む動作
⑤食道期
食道から胃まで食べ物を送り込む動作
①~⑤までの5段階に分けられます。
赤ちゃんの食事は5か月ぐらいから始まっていきます。
食事が進んでいくうちに
あれ?食べないな・・・など食事に関する悩みを抱える方もいると思います。
その一例として
認知期
食べ物を認識する動作のことで
大人では記憶をたどり目で見て、においを感じて、聞いてみたり。
これは食べられるかな?食べられないの?と判断します。
しかし、赤ちゃんはその行為自体を5か月目で初めて行うわけです。
未知の体験をしてやっと、食べる行為となります。
そのことを考えながらおとちゃんはバンボへ座らせ、
自分たちの食事を見せることから始めました。
3か月ぐらいで0.02ぐらいの視力はあるそうなので、ぼやーっと見えているみたいです。
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一緒に食事の場にいることで食べ物を目で見たり、においを感じたりすることができ、
よだれ等もドバドバでてきます。5か月からの初めての食事の準備も行えます。
うちの天使ちゃんは6か月になりましたが食事を嫌がって食べなかったりはなさそうです、上の子2人よりもむしろ食べることが好きみたいです✨
その他の準備
食べる準備として姿勢と食べさせ方が重要です。
姿勢
5か月だと
座っている姿勢が安定しなことがあるので、背もたれがある椅子でクッション等で調整したり、
3か月検診でよく言われるのが横抱きで食べさせることをおすすめされます。
どちらでもいいのですが、
目線は同じ位置で食べ物は見える位置に持っていくことがいいと思います。
目線でコミュニケーションをとり、食べるタイミングをはかることができ、
スプーンをみて口をあけるタイミングを赤ちゃんが認識してくれます。
横からスプーンがくると異物だと思い、口を開けないことがあるため、できるだけ目で見える範囲から食べさせてあげることが大切です。
また、食べ物を見ることで、食べ物の認識と記憶させることができるからです。
まとめ
食事を一緒にとり、食事、食べ物の認識をする
座る姿勢を気をつけ、目線は一緒にする
スプーンを認識させてあげるために見える位置から食べさせてあげる
上のことは今でも食が細いので3人目は大食いになれるように日々頑張っています。
食事を作るは大変ですが、今しかできないことなので一緒に頑張っていきましょう。
赤ちゃんだと配送料が無料になったり、特典があったりするのでうちはコープを利用してます。
ペースト食も販売しているので、カボチャ等は購入したりしてます。
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